Shopifyの料金は月額750円〜(Starterプラン)から利用できますが、本格的にネットショップを運用する場合は3,650円〜(Basicプラン)が一般的なスタートラインになります。
プランごとに月額費用や決済手数料、取引手数料が異なるほか、運用コストにはアプリ費用も追加でかかる場合があります。
機能もプランごとに異なるため、売上規模や運用体制に応じて選ぶことが重要です。
本記事では、Shopifyの料金プランの違いから、見落としがちな追加コスト、総コストのシミュレーションまでわかりやすく解説します。
Shopifyの料金プラン一覧

Shopifyでは事業規模に応じて複数のプランが用意されています。
| プラン | 月額料金 | おすすめ対象 |
|---|---|---|
| Starter | 750円/月 | SNS・リンク販売 |
| Basic | 3,650円/月(年払い) | 個人・小規模事業者 |
| Grow | 10,100円/月(年払い) | 売上拡大フェーズ |
| Advanced | 44,000円/月(年払い) | 中〜大規模事業者 |
| Plus | 368,000円/月(年払い) | 大規模ブランド |
※料金は変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。それぞれに含まれる詳しい機能も確認できます。
多くの事業者はBasicプランからスタートし、売上に応じてアップグレードするケースが一般的です。
Starterプランは無料でお試しし、その後3か月も150円で使えるようです。(2026年6/29現在)

Shopifyの料金は「月額だけ」ではない
Shopifyのコストを考えるときに重要なのは、月額料金だけではないという点です。
実際の運用では以下のような費用が発生します。
- 月額プラン料金
- 決済手数料
- アプリ利用料(必要に応じて)
- テーマ費用(有料を選ぶ場合)
- 独自ドメイン費用(必要に応じて)
つまり「月額が安い=総コストが安い」とは限りません。
Shopifyの各プラン解説
Shopifyの各プランがどのようなケースに適しているのかを詳しくご紹介します。
Starterプラン
StarterはSNS販売向けのプランです。
例えば
- LINE
- TikTok
- DM販売
などで販売する人向けになります。
本格的なネットショップを作るというより、
「まず販売を始めたい」
という方向けです。
一方で、本格的なECサイトを運営したい場合には機能面で物足りなさを感じるケースもあります。
Basicプラン
個人・小規模事業者の標準プランです。
ほとんどの事業者はBasicから始めます。
主な理由は以下です。
- 商品数も十分
- 独自ドメイン利用可能
- ネットショップ公開可能
- 必要な機能がほぼ揃う
月商数十万円規模であれば十分運用できます。
商品登録、注文管理、クーポン、ブログ機能、分析機能など、ECサイト運営に必要な機能が一通り揃っています。
個人事業主や中小企業であれば、まずはBasicプランから始めるケースが多く、売上が伸びてから上位プランへ移行しても遅くありません。
初めてShopifyを利用する方にもおすすめのプランです。
Growプラン
Growプランは、売上が伸び始めた事業者向けのプランです。
スタッフアカウント数の増加やレポート機能の強化など、チームで運営する際に便利な機能が充実しています。
広告運用やCRM施策にも力を入れ始めるタイミングで選ばれることが多いプランです。
Advancedプラン
Advancedプランは、中規模から大規模のECサイト向けです。
より詳細なレポート機能や配送料計算機能などが利用できるため、データをもとに改善を進めたい企業に向いています。
複数人で運営し、売上規模が大きくなってきた企業では導入されるケースも少なくありません。
Shopify Plus
Shopify Plusは、大規模ブランドや企業向けのエンタープライズプランです。
BtoB販売や複数店舗の運営、高度なカスタマイズなどにも対応しており、国内外の有名ブランドでも導入されています。
チェックアウトページもカスタマイズできたり、LINEログインに対応していたりと自由度が高いプランです。
個人事業主や中小企業が最初から選ぶケースは多くありません。
Shopify Paymentsとは?
Shopify Payments(Shopifyペイメント)とはShopify公式の決済サービスのことです。
導入も簡単で、
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
など主要ブランドに対応しています。
日本でも利用するショップが非常に多い決済方法です。
Shopifyの決済手数料
Shopifyは月額料金とは別に決済手数料が発生します。
主に以下の決済方法で手数料が発生します。
- クレジットカード決済
- Apple Pay
- Google Pay
また、Shopify Paymentsを使うかどうかで手数料体系が変わります。
| 決済サービス・決済方法 | Basic | Grow | Advanced | Plus | Shopify取引手数料 |
|---|---|---|---|---|---|
| Visa / Mastercard / JCB / Apple Pay / Google Pay / Shop Pay | 3.55% | 3.40% | 3.25% | 業界最安水準 | なし |
| American Express | 3.90% | 3.85% | 3.80% | 業界最安水準 | なし |
| PayPal | PayPal所定 | PayPal所定 | PayPal所定 | PayPal所定 | なし |
| KOMOJU・Paidyなど外部決済 | 決済会社による | 決済会社による | 決済会社による | 決済会社による | Basic:2%Grow:1%Advanced:0.6%Plus:0.2% |
顧客の利用しやすい決済方法を提供することで、購入率の向上につながる可能性があります。
見落としがちな追加コスト
初心者が見落としやすい費用があります。
① アプリ費用
- レビュー
- ポイント
- LINE連携
- 定期購入
- 予約販売
などは必要に応じてアプリを利用します。
無料のアプリもありますが、月1,000〜10,000円程度かかるものもあります。
② テーマ費用
無料テーマでも運用可能ですが、有料テーマは約3万〜10万円程度です。
ただし買い切りなので長期運用ではコスパは良いです。
③ ドメイン費用
年間数千円程度です。
ブランド運営の場合には信用性を高めるためにも取得をおすすめします。
メルマガ配信の際にも独自のドメインで配信した方がスパムへの混在リスクを下げられます。
Shopifyの料金でよくある誤解
Shopifyは「月額料金がかかるから高い」と思われがちですが、実際には使い方によってコストは大きく変わります。
- 売上が少ない間は最小プランで十分
- アプリは必要なものだけ追加できる
- 無料テーマでも十分運用可能
そのため「固定費の高さ=総コストの高さ」ではありません。カゴ落ちを拾う等の自動化機能も備わっているため、うまく活用することで売上UPにも役立てられます。
実際の運用コストシミュレーション
自由にプランの選択・数値入力をして月額コストシミュレーションをしていただけます。
※年払いでの月額費用とShopify Paymentsの手数料での試算になります。
よくある質問
無料プランはありませんが、無料期間で試すことは可能です。正式利用には有料プランの加入が必要です。
決済手数料・アプリ費用・ドメイン費用などが発生する場合があります。
初期費用はやや高いですが、拡張性や機能面では優れています。
まとめ
Shopifyの料金は、月額料金だけではなく決済手数料やアプリ費用も含めて考えることが重要です。また、構築しただけで集客できるわけではないので、SEO対策や広告運用も検討に入れた方が良く、Google広告やMeta広告は費用が別途かかります。
「できるだけ安く始める」だけでなく、「将来的にどんなECサイトを作りたいか」という視点で選ぶことで、後からのリプレイスや運営コストを抑えやすくなります。
本格的にEC事業を育てたい方にとって、Shopifyは長期的な運用に適した選択肢と言えるでしょう。

